![]() [ 大きな画像 ] |
単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二 朝日出版社 価格: ¥ 1,785 定価: ¥ 1,785 発売日: 2009/05/08 売上ランキング: 2556位 単行本(ソフトカバー) / 在庫あり。 |
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 25件
科学する先輩、後輩の楽しい交流
新入社員に配ろうと思います。
「脳本」では出色の出来では
無意識を見える化していくと
脳研究者が語る分かりやすい最新の脳科学
科学する先輩、後輩の楽しい交流サッカーの中山ゴンの母校藤枝東高での大脳生理研究者と後輩との心温まる交流の記録。
後輩の質問に将来の研究テーマを見つけたような記述もあり興味深い。
脳を相互干渉をするネットワーク・システムのダイナミックスとして捉えて見せたところが新鮮である。
脳細胞の解剖学的、独立機能的な従来のアプローチではどこまで行っても解決できない分野に別の視点から取り組んでいるところがよい。
脳機能に関する現状理解に有益。
著者の「あとがき」によると、研究者のアウトリーチ活動について同僚研究者の各種批判、ねたみがあるようで苦労しているらしい。
研究者と言う特殊人類の存在を信じているような研究者が跋扈しているようで不快であった。
この種の研究者ほど視野が狭くて無駄な税金消費源となっているものが多いというのが元研究者としての小生の実感。
プロのサイエンスライターと研究者との間に明確な一線があるとも思えない。両刀使いの出来る研究者はそれを続ければ良い。誰もが出来るわけではないのだから。
最近翻訳出版されたD.J.リンデンの「つぎはぎだらけの脳と心、脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたか」は従来型の脳科学で、併読するとよい。
(2010-02-28)
後輩の質問に将来の研究テーマを見つけたような記述もあり興味深い。
脳を相互干渉をするネットワーク・システムのダイナミックスとして捉えて見せたところが新鮮である。
脳細胞の解剖学的、独立機能的な従来のアプローチではどこまで行っても解決できない分野に別の視点から取り組んでいるところがよい。
脳機能に関する現状理解に有益。
著者の「あとがき」によると、研究者のアウトリーチ活動について同僚研究者の各種批判、ねたみがあるようで苦労しているらしい。
研究者と言う特殊人類の存在を信じているような研究者が跋扈しているようで不快であった。
この種の研究者ほど視野が狭くて無駄な税金消費源となっているものが多いというのが元研究者としての小生の実感。
プロのサイエンスライターと研究者との間に明確な一線があるとも思えない。両刀使いの出来る研究者はそれを続ければ良い。誰もが出来るわけではないのだから。
最近翻訳出版されたD.J.リンデンの「つぎはぎだらけの脳と心、脳の進化は、いかに愛、記憶、夢、神をもたらしたか」は従来型の脳科学で、併読するとよい。
(2010-02-28)
新入社員に配ろうと思います。高校生に向けた特別講義という体裁を持ちつつ、平易な文章で小難しいことを分かりやすく説明されてます。すっかり、自分が直接講義を受けているような読書感。
常識とか固定観念といった枠組みを解く為にも、自分の会社の新入社員に配りたいと思いました。
ブックカバーを外すと現れる、装丁がかわいいです。 (2010-02-11)
常識とか固定観念といった枠組みを解く為にも、自分の会社の新入社員に配りたいと思いました。
ブックカバーを外すと現れる、装丁がかわいいです。 (2010-02-11)
「脳本」では出色の出来では 最近「脳本」ブームで数多の類書が出ていますが、わかりやすさといい、内容といい、とても良いのではないでしょうか。恥ずかしながら1/Fの意味がこの本でやっと納得できました。また、脳の働きの順番が、「動かそう」→「準備」→「指令」→「動いた」ではなく、「準備」→「動かそう」→「動いた」→「指令」であること(この説明だけではわかりにくいと思いますが本書で詳しく説明してあります)が新鮮な驚きでした。
予備知識は特に必要ないと思います。初心者の方におすすめ (2009-12-31)
予備知識は特に必要ないと思います。初心者の方におすすめ (2009-12-31)
無意識を見える化していくと文句なしに面白く、その面白さは他のレビューを参考にしていただくとして。
アルファ波を制御できるなんて、無意識の見える化ですよ。
これがどんどん進んでいくと、無意識とされているカテゴリーが数値化され、
見える化されて、意識下にのぼってくるわけで。
ただ、本著でもふれられているように自律神経系まできちゃうと、
それはそれでまずいことになりますが、無意識というカテゴリーが、
意識化されてコントロールが可能になったとき、心、ってのは、
いったいどうなってくるのでしょうか。
それは単純な要素のルールによって創発された過渡期の状態なのでしょうか。 (2009-11-23)
アルファ波を制御できるなんて、無意識の見える化ですよ。
これがどんどん進んでいくと、無意識とされているカテゴリーが数値化され、
見える化されて、意識下にのぼってくるわけで。
ただ、本著でもふれられているように自律神経系まできちゃうと、
それはそれでまずいことになりますが、無意識というカテゴリーが、
意識化されてコントロールが可能になったとき、心、ってのは、
いったいどうなってくるのでしょうか。
それは単純な要素のルールによって創発された過渡期の状態なのでしょうか。 (2009-11-23)
脳研究者が語る分かりやすい最新の脳科学本書は第一線の脳研究者として,また科学の伝道師として,活躍している著者が,母校の高校生向けに行った最前線の脳科学の講義をまとめたものである.同様の書籍としては,ニューヨークに住む日本人高校生向けに行った最新の脳科学の講義をまとめ,2007年初旬に出版された著者の前著『進化しすぎた脳』がある.本書では前著の出版から新しく得られた最新の研究成果も交え,大変エキサイティングな内容となっている.どちらも未読の方は,『進化しすぎた脳』から読まれることをお勧めする.
本書では「事実」と「真実」が違うことや「直感」と「ひらめき」も異なることを脳科学的側面より明らかにしている.特に運動と知覚において,@脳の準備→A意志→B知覚(動いた)→C運動(脳の指令)という手順を踏むことは,少なからずショックを受けた.しかし,このショックは,人間にある「自由」は,“自由意志”ではなく,“自由否定”であるということで癒されることとなる.
第一線で活躍する脳研究者自らが,脳は単純であるという言葉の通り,ニューロンを始めとする脳のパーツの働きは非常に単純であるが,その単純なパーツの組み合わせから,どうして人間もつ複雑な精神が生まれるのかという疑問をぜひ明らかにして欲しい. (2009-10-21)
本書では「事実」と「真実」が違うことや「直感」と「ひらめき」も異なることを脳科学的側面より明らかにしている.特に運動と知覚において,@脳の準備→A意志→B知覚(動いた)→C運動(脳の指令)という手順を踏むことは,少なからずショックを受けた.しかし,このショックは,人間にある「自由」は,“自由意志”ではなく,“自由否定”であるということで癒されることとなる.
第一線で活躍する脳研究者自らが,脳は単純であるという言葉の通り,ニューロンを始めとする脳のパーツの働きは非常に単純であるが,その単純なパーツの組み合わせから,どうして人間もつ複雑な精神が生まれるのかという疑問をぜひ明らかにして欲しい. (2009-10-21)








