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脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
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脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
池谷 裕二
祥伝社

価格: ¥ 1,680
定価: ¥ 1,680
発売日: 2006/09  売上ランキング: 8084位
単行本 / 在庫あり。
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 21件

[5点] 歳をとっても知的好奇心や注意力があれば記憶は衰えない
以前、この著者と糸井重里の対談集「海馬」を読んで面白かったので、購入。
はっとするような知的好奇心がくすぐられる内容。

お気に入りポイント。
買い物でも何でも自分の選択が正しかったと、もっともらしい
「言い訳」を探し出す。これは「後悔を嫌う」という本能のせいで、
だらこそ脳は私たちの人生を幸せなものにする事ができる。
重要なのはストレス解消ではなく解消方法を知っている事。
コントロール法を知っているだけでストレスは増えない。
「つらくなっても俺にはこれがある」という思いが大事。趣味の大切さ。
モチベーションアップ法の一つは、体を実際に動かしてみる事。
始める事で脳が次第に活性化。やる気が出てのめり込んでいく。
歳をとっても知的好奇心や注意力があれば記憶は衰えない 。 (2010-02-24)
[5点] 楽しめました。
池谷裕二さんは、
海馬の研究で薬学博士号を取得されており、
脳についての本を何冊も出版されている方です。

今までに、
何冊か読みましたが、
読みやすいものが多いですし、
「努力して勉強しよう」
と思わせてくれくれます。

この本は、
池谷さんが書いた脳に関するエッセイをまとめ、
さらに解説を加えたものです。

「脳はなにかと○○する」
という形のものが26編収録されています。
(「熱中する」「ダジャレを言う」など)

エッセイということもあり、
「学術論文ではないため、
 あまり決定的ではないことも、
 仮説のまま、
 思い切って述べてしまってもよいだろう」
という考えで書かれているようです。

著者が想像で書いている部分もあリますが、
そのおかげか、
重苦しくなく
色々と想像をめぐらせやすい“楽しい本”
だといえるでしょう。

個人的にはかなり好きな内容でした。

評価としては星5つです。 (2010-02-17)
[4点] 楽しみながら脳科学を垣間見られる
脳を研究する学者のエッセイというのが正しいところだろうか。
脳の研究とあわせて著者の日常の気づきや興味が記されている。
たとえ入門でも脳科学は専門用語が出てくると素人では挫折しがちだが、
ほとんど専門的なことを理解せずとも楽しく脳科学を垣間見ることができる。

話題も身近なところからスタートしつつ、きちんと脳についての解説がなされて
いるので、一気に読み進めることができる。
楽しみながら脳について勉強できる良書である。 (2008-08-26)
[5点] 示唆に富みまくりで面白い
最近の研究成果(大したことないものや他分野の常識も含む)を交えて語られた脳の仕組みと学習論に関する非常に面白いエッセイ集である.脳関係の本は色んな発想へとつながるものが多いが,本書は通常の脳本よりも遥かに示唆に富むものである.だからムチャクチャ面白い.一方で,脳関係の本には強引な解釈が目立つものが多く信じやすい人にとってはある意味危険なことが多いのだが,本書は危険ではない.エッセイという性質上,「著者の思いついたこと」レベルの曖昧で乱暴でヌルい記述も含まれるけど,全体からすると微々たるものだし,ちゃんと読めば論理の飛躍や確率計算や統計処理の不備に気づける程度のものである.ちゃんと読むのが苦手な人は「これはエッセイである」と認識した上で読めば問題なかろう.

他にも,脳波,即時的なものや印象的なものへのバイアス,アルコールによる理性部分の麻痺,変化に対する盲目,作業興奮の効果,認識できる世界は脳内にある,似たものを同時に扱うと混乱するなど. (2008-08-19)
[5点] 妄想(主観や解釈)を評価したい
池谷さんの脳の本は本書の他に海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
進化しすぎた脳 (ブル-バックス)を読みましたが、やっぱり
面白いですね〜。

この本の大きな特徴のひとつは、科学的・客観的な知見をベースにしながらも、
著者自身が「妄想」と言っている主観や解釈を多く取り入れている点。
著者個人の主観や解釈なので、そこには願望・偏見・先入観なんかも事実上
入り込んでくるでしょう。
他のレビューには、これについてネガティブな意見もありますが、私はむしろ
その妄想(主観や解釈)を評価します。

主観や解釈にはその人の考え方や場合によっては人間性みたいなところが
透けて見えて、池谷さんの人柄が感じられます。
また、著者の主観に対し「いや、それはどうかなー」とか「俺ならこう思うぞ」
などと、解釈の違いを楽しむのもいい。

どの部分が著者の主観や解釈なのかは読んでいればわかります。
どこからどこまでが事実で、どこからが解釈なのかわからないのは困りますが、
それがはっきりしているのなら、著者と読者の思考の応酬が可能となり、より
クリエイティブな読書となる気がします。
そもそも、そうした「解釈」こそが、コンピュータにはできない人間の脳の
素晴らしいクリエイティブな部分だと思いますし。

他の脳関係の本も含め、以下のAからDの順番に読むのがおすすめです。

A.進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
 →非常にわかりやすい解説で、脳の機能や仕組みを押さえる
B.脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
 →問題のある脳を健全な状態にする方法(マイナスからゼロに)を学ぶ
C.ひらめき脳 (新潮新書)
 →脳をよりクリエイティブな状態にする方法(ゼロからプラスに)を学ぶ
D.脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
 →科学的・客観的な知見をベースにした著者の妄想(主観や解釈)を楽しむ (2008-07-26)

いっしょに売れてます