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日記 2017年08月01日
Daily comment
■[ロード] iGPSPORT iGS60 にルートをインポートしてナビに利用する方法
 


「iGPSPORT iGS60」では自身の走行ログを再利用したナビゲーションをすることは出来ますが、Webなどから入手したルートのデータを利用することは出来ませんでした。
今回は手動でファイルを加工することで、すこし手間はかかりますがルートをインポートしナビゲーションを可能にする方法を紹介したいと思います。
ファームウエアのバージョンアップによってインポートが実走される可能性も有るので諦めずにたまに公式HPもチェックしてみてください。

Download - iGPSPORT




・用意すべき必用なツール

ルートデータを利用するにあたり様々なファイルを相互に変換する必要があります。
今回主に使うファイルは .FIT・.CSV・.GPX(.KML・.TCX) です。

 GPSies

ほとんどのGPSトラッキングファイルを相互に変換することが出来ます。
ユーザ登録が必要ですが、まぁ適当な使い捨てメアドで取得してしまうのが良いでしょう(ぉぃ
ここだけで全て済みそうですがFITファイルととCSVファイルのGARMINとの互換性が低いのでそれらの変換はまた別のツールを使います。

GPSies


 Garmin online fit repair tool

GARMINのFITファイルに特化したツールです。
互換性を保ったまま.FITと.CSVを相互に変換することが出来ます。

Garmin online fit repair tool


あとはCSVを編集するのでExcelなどの表計算ソフトなどが必用です。今回はWebで編集可能なGoogle Docsを利用してみました。

 FIT File Tools

FITファイルを直接自動編集してくれるツールです。
主にパワーメーターで異常値が出る場合に有効で、STRAVAへアップロードも可能です。
今回の件とは無関係ですが、有用なので一緒に掲載しておきますね。

FIT File Tools



あとはCSVを編集するのでExcelなどの表計算ソフトなどが必用です。今回はWebで編集可能なGoogle Docsを利用してみました。



・何はともあれ先ずはルートのデータを入手する

 ルートラボ


一番有名で簡単なのはルートラボのルートを利用する方法です。



自作するか検索を掛けて見つけたルートのページの下の方に「ルートのダウンロード」が有るので“GPX”ファイルをダウンロードしてください。まぁTCXでもKMLでも構いません。

ルートラボ - LatLongLab



 STRAVA


次はSTRAVAからですが、何気にセグメントや他人のルートをエクスポート出来るのはプレミアムユーザのみに制限されています。とりあえずルートビルダーでセグメント等の上をなぞりルートを作成・保存します。
STRAVAによるとヤビツの推定タイムは18:47だそうです(笑 キンタナかな? 明らかに獲得標高が考慮されていませんね(;´∀`) 獲得標高もルートラボよりも128mも高いですね。どちらが正確かは解りませんが、こんなに違うものなんでしょうか・・・



その後Myルートから“GPXをエクスポート”することでルートをダウンロード出来ます。
ちょっと手間ですね。

STRAVA



 Google マップ


Google マップのルートはKML形式でダウンロードすることが可能ですが、大抵複数のルートがレイヤでまとめられているのでナビゲーション用のデータとしては使いづらいものになってしまっています。



STRAVAにインポートするとこのようにぐちゃぐちゃです。



これも一旦ルートビルダーで清書した後 Myルートから“GPXをエクスポート”することでルートをダウンロード出来ます。



・ファイルを開いて中身を移植する

「iGPSPORT iGS60」から取り込んだ適当なFITファイルをGarmin online fit repair toolでCSVに変換。 WebからダウンロードしたGPX・TCX・KML等はGPSiesでCSVに変換しておきます。 iGS60のファイルはラップで区切られていないものを使ってください。

このような面倒な作業が何故必要になるかというと、GARMIN ConnectではGARMINのデータであることをチェックしていましたが、逆にiGS60のナビでもiGS60のデータ形式から少しでも外れると直ぐに認識されなくなってしまいました。なのでできる限りiGS60の形式を守ってあげる必要があるようです。 よって一般的な自動変換などでは利用することが出来ませんでした。 そこで元のiGS60のデータに別のデータを埋め込むという形を取ることでiGS60のデータを偽装する様にしました。



iGS60

ルートラボ

それぞれのA列の14・15行目あたりにある「record」のある行の文字列(position_lat,position_long,distance,altitude,speed,,,)に注目しながらダウンロードデータからサイコンのデータへ同じ文字列のある列の値のみを移植してください。
この場合だとDLファイル側のCの16以下をサイコンファイルのDの17以下に、同様にDの16以下をEの17以下に、Eの16以下をGの17以下に、Gの16以下をHの17以下に、Hの16以下をFの17以下に、コピーアンドペーストします。残りは放置で構いませんが消してはいけません。




その後、置き換わっていない行以下の数値部分を削除してください。最後の方にある文字列部分は削除せずに残すように注意してください。 あまりないと思いますが逆にダウンロードデータの方が長い場合は面倒になるのでそれよりも長いサイコンデータを利用する様にしてください。
B列のdataの「5」が途中で0になっていたりすると問題があるので右側にペーストした数値がある部分は「5」で埋めてください。ラップで区切っていないログファイルならたぶん大丈夫だと思いますが要確認。




あとはCSV形式で保存します。




保存したCSVをGarmin online fit repair toolでFITに変換した後、解りやすいファイル名にリネームし「iGS60」の「\iGpsport\Navigation」に入れてください。使えるファイル名の長さは半角英数で大体21文字が上限です(拡張子は含めず。プロポーショナルフォントなので文字により前後します。前後が見えなくても良いなら長くても使えます)。 中国語なら使えるかもしれませんが・・・まぁその辺りはちょっと良く解りません。



以上でこのように取り込んだルートをナビとして表示出来るようになったと思います。



・結局の所、GPXのインポートを実装して欲しい

これに尽きますね・・・
フォルダはあるのでそういう気持ちは無いわけでも無い気はしますが。
あとはリアルタイムのルートマッピング表示をしてくれると良いんですけどね。

そしてルートナビゲーションの活用法ですが、ちゃんと作ったルートはもちろん役に立つものだと思いますが、面倒な場合スタートからゴールを結んで自動生成したモノだけでも入れておくと大体の現在位置が把握出来るようになります。他の画面では進行方向の方角は表示されませんが、ナビ画面なら方角をチェックすることも出来ます。ナビ画面を出すには走行場所付近のルートが必要になるので出来ればルートを作成しておきましょう。 一筆書きで一帯の主要道路をルート設定しておけば簡易的な地図を作成出来るかもしれません。 いろいろと活用してみましょう。


・自動化したい・・・が

Perlのlibraryがあったりするのでwebツールを自作してみようか・・・とも考えましたが、正直自分にはハードルがたかかったです。 もっと人気のあるアイテムなら有志による活動も盛んになると思いますが、iGP60ではちょっと難しいでしょうね(;´∀`ゞ

作られたら良いなぁ・・・



本日の一品

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